福井の打上げ貝

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カテゴリ:アサガオガイ科( 4 )


2016年 08月 02日

ヒメルリガイ

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ヒメルリガイ Janthina umbilicata

 福井では非常に漂着例の少ないアサガオガイ科の貝で、これまでに福井市三里浜で記録がある。
 ルリガイとの違いは、名前の通り小さなサイズにもあるが、殻口を見た横のシルエットが◆型になっており、ルリガイよりも丸みが少ない。また殻の色もルリガイよりも濃く、淡いウルトラマリンの色となる。そして殻口の湾入が深いことがあげられる。







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by shellsfukui | 2016-08-02 00:27 | アサガオガイ科 | Comments(2)
2016年 07月 27日

アサガオガイ

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アサガオガイ Janthina janthina

 体外に粘膜質の浮嚢を出し、その浮力で海面に浮かぶ浮遊生活をする珍しい貝の一つで、繁殖も浮遊しながら行う。そして餌には青い色のカツオノエボシ、カツオノカンムリ、ギンカクラゲなどである。
 アサガオガイの殻高は低めで、上半分は明るく淡いブルーであるが、下半分は濃い紫色。アサガオガイの亜種にコシダカアサガオガイがあるが、これは日本海側ではまだ見ていない。

 この貝を探すのなら、餌となるカツオノエボシ、カツオノカンムリ、ギンカクラゲの打ち上げられた近くを探すと良い。また普通の貝ラインではなく、軽めの漂着物ラインを探したほうがよい。

 写真の標本は美浜町松原海岸にて採集








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by shellsfukui | 2016-07-27 12:52 | アサガオガイ科 | Comments(2)
2013年 11月 01日

ヒルガオガイ

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ヒルガオガイ Recluzia lutea

 アサガオガイの仲間では唯一青くなく、黄土色~茶色系のモノアラガイっぽい貝である
 他のアサガオガイ科同様に海面あたりで浮遊生活を送るが、青い連中に比べて出会う確率は低い!
 太平洋側でも稀なヒルガオガイが日本海の福井で出会えるとは思ってもみなかった。

 写真の標本は福井市三里浜砂丘で,福井市自然史博物館ボランティアの「のぶさん」によって拾われた標本
 殻口から出ているのは、乾燥した浮力体
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by shellsfukui | 2013-11-01 01:25 | アサガオガイ科 | Comments(2)
2010年 09月 30日

ルリガイ

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 ルリガイ Janthina globosa

 瑠璃色の美しい貝で、浮遊性。足裏から透明な粘膜の浮嚢をつくり、それを浮き袋にして大洋を浮遊する。
 ギンカクラゲ、カツオノエボシ、カツオノカンムリといった青い浮遊性クラゲ類を餌とし、その青い色が殻色に反映している。

 日本海側では、2000年、2007年の秋に大量漂着があり、2010年秋も同様と思われる。

 上写真の個体は福井市三里浜砂丘で採集
 下写真では、長い浮嚢が見られる。
 
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by shellsfukui | 2010-09-30 17:06 | アサガオガイ科 | Comments(5)