カテゴリ:スイショウガイ科( 3 )


2013年 02月 11日

マガキガイ

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マガキガイ Strombus luhuanus

 ちゃんばら貝とも言われる。浅い岩礁の貝で美味!(笑)
 マガキガイの名前は、竹や柴を粗く編んだ垣の模様をもつことから、名づけられたようだ。
 福井県三浜町にて採集



 最初はイモガイかと思っていた磨耗した貝があった。貝に詳しい人に教えられ、スイショウガイの仲間と教えてもらった。そして絵合わせの結果、それに近いヤサガタムカシタモトで記事にした。その後も他の方からマガキガイではないかとのご指摘を受け気にはしていた。やっとまともな貝が見つかり、マガキガイでした。waraさん、ありがとうございます。
 前の記事は、マゼンタ色で下記にあります。この磨耗個体も全てマガキガイでしょう。





 ずっとイモガイ類と思っていた貝があった。思い込むと、袋小路から抜け出せないものだ。

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ヤサガタムカシタモト Canarium microurceum

 上の写真は磨耗が激しく、わたしには同定不能だった。
 下の写真でも頑張ってみたが、コレ!というヤツにはお目にかかれない。
 いくつもの図鑑で、イモガイを探したが、よく分からなかった。

 「不明種」とタイトルを入れてアップしたところ、mixiで知り合った貝に詳しいエビスさんから「ヤサガタムカシタモトの幼貝では・・・」とアドヴァイスをいただいた。
 早速、図鑑と実物を照らし合わせ・・・ビンゴ!!!
 1947年に発行された福井県産貝類目録、それに1986年の敦賀湾産貝類目録にも、イモガイ科はオルビニイモしか掲載されておらず、???って思っていましたからね。

 エビスさん、ありがとうございます。ずっと引っかかっていた貝の名前が分かり、胸のつかえがとれました。

 写真の標本は美浜町で採集

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by shellsfukui | 2013-02-11 11:40 | スイショウガイ科 | Comments(5)
2011年 05月 02日

フドロ

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フドロ Strombus marginatus

 スイショウガイの仲間である、シドロやフドロは、成長した成貝と幼貝を比べると、特に殻口を覆う張り出し部分が異なる。 成貝では、張り出し部分が広がり、厚みも増すが、幼貝では全く目立たない。

 鮮やかなオレンジ色の貝を拾い、検討の結果フドロ幼貝と識別した。

 写真の標本は、美浜町水晶浜にて採集
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by shellsfukui | 2011-05-02 18:36 | スイショウガイ科 | Comments(4)
2009年 03月 24日

シドロ

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シドロ Strombus japonicus

 スイショウガイの仲間には、シドロのほかにもフドロといった不思議な名前を持っている貝がいる。
 何でも、シドロの動くさまが、「しどろもどろ」だったところから来ているそうだが、どんなものだろうか?

 ソデガイとも言われるが、そのほうが雰囲気がぴったりですね。

 螺塔の形は美しく、人形アニメーションの秀作「サンダーバード」に出てくるジェットモグラを彷彿とさせる形だね。

 さて、福井県下では普通に見られる貝で、幼貝は袖の部分が見られず、殻の模様も無い。
 わたしは以前この幼貝が何だか分からずに悩んだものだ。

 写真の標本は福井市三里浜砂丘で採集
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by shellsfukui | 2009-03-24 21:05 | スイショウガイ科 | Comments(4)