福井の打上げ貝

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2009年 03月 28日

アコヤガイ

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アコヤガイ Pinctada martensii

 言わずと知れた真珠貝のことだね。
 アコヤ(阿古屋)とは古語で真珠を意味する言葉だね。

 そんなわけで、浜辺で合弁を見つけると、必ず中をチェックして真珠が入っていないかを確認するのだが、まだ見たことは無い・・・見果てぬ夢とは、このことか。

 写真の標本は美浜町で採集
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# by shellsfukui | 2009-03-28 18:31 | ウグイスガイ科 | Comments(0)
2009年 03月 27日

カモンダカラ

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カモンダカラ Cypraea helvola

 殻は厚めで、背面には斑紋、腹面が黄褐色っぽく彩られる。

 福井県下での分布域は広くないように思う。嶺南の一部地域で見たことがあるが、嶺北では見たことが無い。

 写真の標本は小浜市で採集
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# by shellsfukui | 2009-03-27 21:21 | タカラガイ科 | Comments(2)
2009年 03月 26日

チャイロキヌタ

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チャイロキヌタ Cypraea artuffeli

 背面にやや濃い目の色帯があるが、目立ちにくい固体も少なくない。

 福井県下の海岸では、メダカラガイに続いて見つかる頻度が高いが、メダカラガイを5としたら、チャイロキヌタは1くらいかな・・・。

 写真の標本はあわら市で採集

 
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# by shellsfukui | 2009-03-26 23:43 | タカラガイ科 | Comments(2)
2009年 03月 26日

メダカラガイ

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メダカラガイ Cypraea gracilis

 背面の中央に黒っぽい斑があり、これを黒目に見立て、「目宝貝」と名づけられたようだ。

 福井県下の海岸で、最も多く見かけることのできる宝貝が、このメダカラガイ。
 満潮線に沿った貝溜りを探せば、よくみつかる。

 上の段には幼貝、下の段には成貝をならべてみた。
 
 写真の標本は福井市三里浜砂丘で採集
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# by shellsfukui | 2009-03-26 15:24 | タカラガイ科 | Comments(2)
2009年 03月 25日

ハツユキダカラ

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ハツユキダカラ Cypraea miliaris

 背面は青灰褐色の地に細かな白斑点が入り、初雪を思わせる。腹面は白い。

 福井県下では、数はそんなに多くないものの、広範囲で見かけている。
 これまでに嶺北では福井市鷹巣海水浴場で磨耗個体1、嶺南では美浜町、高浜町で拾っている。

 タカラガイブック・2007・東京書籍によれば、山口県以南とされているが、福井県下でも見られるし、新潟県柏崎市からも報告がある。こうした個体はベリジャー幼生時に海流に乗り、やってきた偶発的な個体なのだろうか?

 写真の標本は美浜町で採集 
 左側の標本は2009年2月22日、海浜センターでビーチコーミングの講師を務めた後、浜歩きをして見つけたもの。冬の寒さで死んだ個体だろうが、ツヤのある美しい個体が福井で拾えたことに感動しちゃったよ。
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# by shellsfukui | 2009-03-25 22:35 | タカラガイ科 | Comments(6)
2009年 03月 24日

シドロ

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シドロ Strombus japonicus

 スイショウガイの仲間には、シドロのほかにもフドロといった不思議な名前を持っている貝がいる。
 何でも、シドロの動くさまが、「しどろもどろ」だったところから来ているそうだが、どんなものだろうか?

 ソデガイとも言われるが、そのほうが雰囲気がぴったりですね。

 螺塔の形は美しく、人形アニメーションの秀作「サンダーバード」に出てくるジェットモグラを彷彿とさせる形だね。

 さて、福井県下では普通に見られる貝で、幼貝は袖の部分が見られず、殻の模様も無い。
 わたしは以前この幼貝が何だか分からずに悩んだものだ。

 写真の標本は福井市三里浜砂丘で採集
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# by shellsfukui | 2009-03-24 21:05 | スイショウガイ科 | Comments(4)
2009年 03月 22日

タツナミガイ

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タツナミガイ Dolabeiia auricularia

 生体のタツナミガイはアメフラシよりもずっと不気味ですね。藻の生えた岩が動いていく・・・そんな感じなのです。
 アメフラシの殻と違って、タツナミガイの殻は石灰質でしっかりしています。
 白い殻のシルエットはまるで波が立ったようなので、タツナミガイと名づけられたのでしょう。
 この名前は秀逸ですね。

 アメフラシは紫色の汁を出しますが、このタツナミガイも同様です。

 写真の標本は美浜町で採集
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# by shellsfukui | 2009-03-22 14:29 | アメフラシ科 | Comments(4)
2009年 03月 22日

アメフラシ

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アメフラシ Aplysia juliana

 大きなものでは一抱えもある兎サイズのモノもありますが、10センチから20センチほどの個体がよく漂着します。
 漂着時季は産卵とも重なるようで、その前後に多く、「ウミソウメン」と呼ばれる麺状(ラーメンがそっくり)の卵と一緒に打ち上げられることがあります。
 この茶色い透明な殻は、石灰質ではありません。乾くとパキパキ割れてきちゃいます。

 写真の標本は美浜町で採集
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# by shellsfukui | 2009-03-22 14:18 | アメフラシ科 | Comments(2)
2009年 03月 22日

タコブネ

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タコブネ Argonauta hians 浮遊性

 北西の季節風が吹き始める、秋から冬を中心に福井の海岸に漂着します。
 この殻を作るのはフネダコのメスで、アオイガイ同様に触腕と呼ばれる2本の腕で作ります。
 白くて目立つアオイガイの殻に比べ、地味な殻色をしているために、打ちあがった砂浜に色がとけこんでしまい目立ちにくいのか、釣り人に踏み潰された個体を見ると、かわいそうになってきます。

 写真の標本は福井市三里浜砂丘で採集
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# by shellsfukui | 2009-03-22 13:53 | カイダコ科 | Comments(0)
2009年 03月 20日

アオイガイ

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アオイガイArgonauta argo 浮遊性

 冬季を中心として福井の沿岸に漂着します。アオイガイはカイダコのメスが作る卵のための揺り篭で、触腕という「しゃもじ」型の腕を使って作ります。
 アオイガイの回遊は死滅回遊と考えられており、日本海を北上し北海道まで到達しています。
 福井沿岸への漂着は12月頃から本格的に始まり、これまでのデータによれば1月の漂着数が最も多くなっています。
 冬場のビーチコーミングの醍醐味の一つにアオイガイを拾うことがあげられます。
 時折、大量漂着があり、そんなときは砂丘から見下ろした満潮線に白い円盤が並んでいるように見えます。近寄ればそれらはみなアオイガイで、中にカイダコや卵が入っていることもあります。多いときには両手にぶら下げたスーパーのレジ袋(大)がいっぱいになるほどです。
 でも、寄らない年もあって、そんな時には全く拾えません。

 写真の標本は福井市三里浜砂丘で採集
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# by shellsfukui | 2009-03-20 16:41 | カイダコ科 | Comments(0)