福井の打上げ貝

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　福井の打ち上げ貝は、2009年3月に開設し、福井県下で打ち上げられた貝を紹介しているブログです。ノンビリペースでやっていますので種類はそう増えませんが、月に1種類を目標として今は続けています。

　右にあるカテゴリから貝の科を選んでいただければ、近い仲間が出てくるようになっています。

　★このブログをPCではなく、スマホで見られている方へ★

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タガソデガイ

タガソデガイ　Coralliophaga coralliophaga　フナガタガイ科

　殻は薄く、表面に細かな放射肋を持ち、殻頂は前方に寄り、後方に長くなる横に長楕円形となる。サンゴの中にはいる貝だそうだが若狭の海ではどこに隠れていたのだろう？

　写真のサンプルは福井県美浜町で採取

　この貝の同定には悩み、いつものクダさんに助けていただいた。深謝

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ゴマフホラダマシ

ゴマフホラダマシ　Engina menkeana　エゾバイ科

　美浜町の礫の多い海岸での打ち上げが目立ち、美浜町では殻口に細礫を噛んでいる個体がほとんど。写真の左端は中の礫を外したが、かなり手こずり時間がかかった。9割は礫を噛んでいた。

　写真の標本は美浜町で採取

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ホシキヌタ

ホシキヌタ　Lyncina vitellus　　タカラガイ科

　わりと大き目の個体になり、フォルムは丸っこい。山口県以南の分布だが、ベリジャーがたどりつき、成長したもの。

写真の標本は2025年、福井県美浜町で、福井市自然史博物館ボランティアの「のぶさん」によって拾われた標本。

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ヒメホシダカラ

ヒメホシダカラ　（別名ヤマネコダカラ）　Lyncina linx

近年、地球温暖化や海水温上昇が叫ばれているが、タカラガイもついにこうした南方系種が頻繁に見つかるようになってきました。

これは海浜センターの講座で参加者の女児が見つけてくれたもので、ヒメホシダカラの亜成貝ですね。成貝は腹面に暗い帯が入らず、白っぽくなります。

写真のサンプルは福井県美浜町で採取

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フルイガイ

フルイガイ　Semele cordiformis

円形に近く、殻頂はやや尖り気味で、紅色に染まり目立ちます。殻はやや厚めになっており丈夫な貝殻。新鮮な貝殻は内側のオレンジ色が目立ちます。

写真のサンプルは小浜市で採取

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