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福井の打上げ貝

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2009年 03月 20日

オオモモノハナガイ

オオモモノハナガイ_b0168000_15243551.jpg

オオモモノハナガイ Macoma praetexta

 福井県では越前の砂丘がある海岸に多く漂着します。

 春の貝寄せの風が吹いた後、ベニガイとともに満潮線上に桜吹雪を描くのは、このオオモモノハナガイです。
 サクラガイに比べ殻はやや厚めです。
 漂着量は多いのですが、なかなかツヤの残った美しい標本に出会える機会は少ないものです。

 写真の標本は福井市三里浜砂丘で採集

by shellsfukui | 2009-03-20 14:28 | ニッコウガイ科 | Comments(4)
Commented by kin at 2009-03-22 20:05 x
Shigeさん、オオモモノハナガイうちにあるのを見てもそんなにピンクかがっていないです。ツヤのあるやつはなかなかです。
うちの採集した貝の整理係はうちの奥さんです^ ^
根気がないので拾いっぱなしです。
Commented by beachcomberjp at 2009-03-22 21:15
kinさん、
 ベニガイもそうですが、タイミングを逃すと貝殻は紫外線や飛砂によってツヤがなくなりますよね。
 長いことやっているので、よいものを少しだけ拾っています。
 のんびりやっていると、そのうち出会えますよ。
Commented by kanata at 2009-03-23 17:03 x
新ブログおめでとうございます。
写真がきれいですね~・・・どうやって撮ってるんですか~・・・!
Commented by beachcomberjp at 2009-03-23 18:57
kanataさん、
 ありがとうございます。
 写真を撮るのが面倒なので、ぼちぼちアップしますね。
 写真は黒いフェルトの上に標本を載せて撮影しています。
 発色が美しいのは、こうした薄い貝はそのまま黒布の上に置くのではなく透明なアクリルの少ブロック上に置いて撮影しています。こうすると裏側からも光がまわって色が出ます。
 あと、ライティングも面光源にして、ややレフをかけているものもあります。


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