福井の打上げ貝

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2009年 06月 09日

チドリマスオガイ

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チドリマスオガイ Donacilla picta

 芭蕉の奥の細道で・・・ますほの小貝拾はんと、種の浜に舟を走す・・・と記された貝で、種の浜とは、現在の色ヶ浜のようだ。
 小さなチドリマスオガイが浜辺を覆い、それが種に見えたのかもしれませんね。

 写真の標本は水晶浜で採集
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by shellsfukui | 2009-06-09 18:54 | チドリマスオガイ科 | Comments(2)
Commented by ぱんだ at 2009-06-15 18:41 x
芭蕉はなぜわざわざ舟を走してまで、ますほの小貝拾はんとしたのでしょうね?
「ますほの小貝」はその頃知名度が高かったのでしょうか?
私は、この手の2枚貝は幼貝なのかどうかもわからず、種類の見分けが出来ないのでほとんど拾いません。
チドリマスオガイももちろん判りません。
Commented by beachcomberjp at 2009-06-15 23:56
ぱんださん、
 チドリマスオガイ、写真のものは成貝でしょう。ネットなどでは見られなくなった・・・とか書かれていますが、福井では広範囲で拾える貝です。写真にもあるように放射模様が目立ちます。

 芭蕉の奥の細道を読むと、敦賀在住の弟子(廻船問屋)と秋の寂しさを味わうために色ヶ浜に向かったようですね。浜に近い寺で、弟子が持参した酒など温め、秋の風情を楽しんだのでは。
 そういえば、前に晩秋の浜地でチドリマスオの大量漂着に出会ったことがありました。タマガイ類に喰われたのでしょう小穴が空いたチドリマスオが満潮線にずら~っと続いていました。
 芭蕉も、そんな場面に立ち会ったのかも知れませんね。


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